- 調査、問題把握、メンテナンスの提案 一貫サポート
- メンテナンスコスト削減化
- エネルギーコストの削減化
- 長期スパンに対してのサポート、提案
1・シリコンコーター乾燥炉内循環型(内部に熱交換器が設置)装置におけるシリコンで閉塞した熱交換器(蒸気ヒーター)や循環FAN部及び乾燥炉内部のメンテナンス
2・クリーンコーター
HEPAフィルター以降の乾燥炉内部、チャンバーボックス、熱風吹出しノズル等のメンテナンス
3・ドライラミネーター
給気(外気導入)から循環系統、乾燥炉内部のメンテナンス
4・グラビア印刷機
印刷ユニット及び給気(外気導入)から循環系統、乾燥BOXのメンテナンス
5・OPP二軸延伸フィルム製造装置
汚染された横延伸機内や熱交換器、循環系統のメンテナンス
「フィルム乾燥炉」の異物対策メンテナンス
生産設備や装置の調査、問題把握、メンテナンス方法の提案まで一貫してサポートを行う「クリーン化コンサル」の導入でその効果が確認される。
異物発生によるトラブルは製造計画の見直しや製品補償など様々な問題を引き起こす。これらの対策として行う日常や週単位、さらには月次や年次におけるメンテナンスなども効率的に実施されなければ、意味を持たず、効果は得られない。
徹底した現状生産設備の調査を行い、それによる改善を行い、製品歩留まり向上を達成すると供にメンテナンスサイクルを長期化することでメンテナンスコスト削減化も同時に達成する事が望ましい。
乾燥炉はそのタイプにより内存する問題が異なり、それぞれ装置に合ったメンテナンス方法が必要となる。
乾燥炉部分に存在する異物は、直接的には、フィルム上に落下をし、製品不良を引き起す。又、間接的には循環経路の閉塞により引き起されるエネルギーコストの増大や乾燥能力の低下を招き、共に恒常的製品不良の原因となる。
乾燥炉の場合、例えば外気導入口から外気導入FANを通り、熱交換器に至り、循環FANにより乾燥炉内に熱風送り、更にその空気が循環する空気フローの場合、経路全般に異物侵入の可能性がある。通常、乾燥炉内の異物付着に目を奪われ、普段目にすることのない部分を放置したまま乾燥炉内のクリーン化を行ってもメンテナンスの効果は得られない。
乾燥炉内に異物付着が認められる場合には、全経路の異物付着を疑う必要がある。空気の流れの中に異物が存在し、一度付着・堆積した異物は、常に製品に混入する問題をはらんでおり、日常の小規模なメンテナンスも重要であるが、それだけでは解決できない根本的な問題を抱えている。異物発生源を調査し、有効な異物対策を講じることが製品の品質向上に貢献する。
社内において実施された様々な方法によるメンテナンスで剥離させた異物は微細な粉塵となり、製造設備内外に浮遊することからそのまま放置すればその後に新たな異物問題を引き起す。これにより製造設備のメンテナンス後に異物発生のトラブルが生じ、製造ラインの停止と言った事態が生じて、多大な損失を招くことになる。
メンテナンスにおける異物除去中や除去後の浮遊粉塵回収問題は異物除去、剥離と同様に重要な問題である。又、「異物除去」を達成すると共に、今後のメンテナンス性を向上化させる事は、定期的にメンテナンスを行う必要性の高いフィルム乾燥炉の場合、特に重要となる。設備に見合った施策を講じる事で次回のメンテナンスを有利に運ぶ事が可能となる。
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